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これは資質。深く考えりゃキリないんだろうけど、ざっくりいえば「持ってる人は少なからずいる」ということで。
問題は、その「持ってる資質」に勉強っていう体系を与えられるかどうかなんだ。勉強には適齢期ってもんがあると思ってる。高校に入ってから九九を覚えても、その後に続く運用にかなりの障害がある。これは特に国語力ってものに顕著で、たとえば、小学校あたりで「正しくカナを読む能力」みたいなのの獲得に失敗した人って、そのあとの文章読解力に相当の悪影響がある。
あの、プリンターの「インクジェット」ってあるじゃないですか。俺、あれ一発で読めない人って10人くらいは見てきたんですよね。「インジェクト」って読んだり「インクジェクト」って読んだりする。読めない、らしいのね。もうこの手の人たち「コミュニケーション」とかまず読めない。「セクシュアリティ」とかもダメだろうね。また、例として出した「インクジェット」だと、これを「インク」と「ジェット」に分解でぎないんですよ。それぞれの単語に関するイメージがあれば「インクジェット」と「プリンタ」を連関させるのってさほど大変じゃない。それができない。
こういう問題って、特に漢字において顕著にあらわれるんだけど、漢字を使いこなす能力の欠如って、抽象概念をうまく扱えないっていう結果になってあらわれるのね。抽象概念ってラベリングじゃないですか。言葉によって輪郭与えられる部分ってかなり大きい。もっと大きくいえば、この立場では思想ってものがわかんないよね。この世界をシステムとして説明する言葉のすべてがまったくわかんない。
で、こういうのがすべて「与えられるべきときに、与えられなかった」結果だと俺は思ってる。
もちろん例外はありますよ。たとえばうちは、父親が中卒で、それも俺が物心つく前に死んでて、義父もやっぱ中卒。母親は定時制中退。ただ、環境っていうことでいうと、母親って本だけはアホみたいに好きな人だったんですよ。いまでも趣味で国語のセンター問題とか解いてるらしいんだけど、かなり行けるらしい。ただ、進学に関してはあんまり熱心じゃなかった。
環境という足枷 - G.A.W. (via ginzuna)(hepton-rkから)
でなー、勉強できるっていうのはどういうことかっていうと、ごく大雑把にいうと「知識詰め込んでそれを運用できる」ということだと思うわけだ。体系的な知識を入れるトレーニングが勉強ってやつだ。体系的のは、化学だったら化学、日本史だったら日本史で、相互に知識がばらばらってことはない。昨日、バイトに酒について説明してたんだけど、アルコール発酵とか蒸留とか教えんのにすごく苦労すんのね。背後に体系がないってことは「腐敗」と「発酵」が本質的には同じ現象なんだよっていうのが理解できないってこと。表面上だけ見れば、酒は飲めるじゃん。腐ったごはん食ったらやばいじゃん。しかも液体と固体じゃん。そういう「目の前に見えるクソ現実」ってものを乗り越えるためには、この世には細菌とか微生物とかいるっていう知識が必要。んで、できればそれが化学式に表し得るってことまで知ってくれると、アルコール発酵について説明しやすい。しかしそのためには化学式なんぞやその前に周期表をだな、みたいな話になる。
人が世界のなりたちを解き明かしてきた歴史ってそりゃ長いわけで、それをコンパクトに凝縮した体系を教えてくれるわけで、そりゃ覚えることも多いだろう。んで結局はものごとの因果関係みたいなもんの説明になるわけだ。そんでその因果関係を自分で運用できなきゃいけなくて、それを教えてくれる人が先生なわけだけど、でも、いくら事理を尽くしたところで、教えるってのは、最後の最後の部分では、本人のジャンプ待ちみたいな部分がある。そのジャンプをいかに軽々とできるか、その脚力みたいなもんが、勉強できるかどうかの分かれ目だと思う。
環境という足枷 - G.A.W. (via ginzuna)(hepton-rkから)
「A列車で行こうDS」にはまったゴールデンウィーク デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS (via yaruo, buru)
2009-05-09
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パーフェクトでないこと。
それが人間であることの証しであり、
同時に、その人固有の魅力にも、つながることなのです。
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